【ラオス】1人暗闇トレッキング
ルアンパバーンから
ミニバンで3時間北上したところに
ノンキャウという美しい村がある。
ちょっとひとまずごはんを紹介。
美味しすぎる、好きすぎる。
Lap chicken
私好みのおいしい野草が食欲をすする!
もち米もおいしい。
Laos breakfast
温野菜ーーーーー!!
トマトソース。
ヘルシーすぎる最高すぎる。
毎日これがいいラオスの朝ごはん。
自然が本当に美しい。
ツアーもいろいろとある。
ここで沈没する旅行者も多いらしい。
(川に沈没するんじゃないぞ。)
旅行会社を通して
村にホームステイもできるが、
欧米人に人気で3件断られてしまった。
(一泊二日で50ドル)
さて、本題に入りましょう。
①ハードなトレッキング
②絶景・夕日の楽しみ方
③日暮れ・暗闇の中の下山
何気なく散歩していると、
徒歩5分でview pointの文字。
たどり着いた先に待っていたのは
登山の入り口だった。
頂上まで約1時間半。
い、1時間半ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3?!
戸惑っている私を
60〜70代のおばさんが抜かす。
むむ、私もやるしかないΣ(゚д゚lll)
宿に戻ってサンセットの時間に合わせて
登山靴に履き替えて出発。
入り口で5000キープ(約70円)払って
歩き出す。
気持ちがいいなぁ〜。
そう思ったのもつかの間。
何これ、ハード過ぎるんですが!!
ロープを使わないと登れない急斜面。
足場の悪い石の階段。
はぁはぁはぁ。
こんなに疲れやすかったっけ?!
もしかして熱中症?!
などと本気で思いながら、
歩いては休み、歩いては休み。
脚の長い欧米人にどんどん抜かされる。
汗だくなのに、寒気がする。
あぁ、やっぱり体調悪い?!
引き返そうか。。
弱気になって足が止まる。
歩き出して1時間以上たっている。
わぁ、向こうが見える。綺麗だなぁ。
下山してくる人にあとどのくらいか聞くと
「あと5分くらいで半分だよ。」
なんだとーーー?!Σ(゚д゚lll)
あぁ、やっぱり無理だ。
そう諦めかけながらも、
腰掛け石や、
支えになってくれる木の根っこ、
木の間から差し込む太陽が
私を勇気づけてくれる。
多様な形の木々や石。
一つ一つに感動する。
あたりは暗くなり始め、
夕日が沈む前にと急ぎ足になる。
気がつくと、頂上にいた!!
わぁ!
思わず、息を飲む。
360度の絶景。
美しい。。
昨日ルアンパバーンで出会った
70代の夫婦に夕日観察の
レクチャーを受けた(笑)
夕日が沈んでからの30分間が
一番美しいそうだ。
真っ赤に染まるのか、
オレンジなのか、ピンクなのか、
はたまた染まらず暗くなるのか、
同じ空は無いという。
50年以上、旅をして
世界のあちこちで夕日を見たそうだ。
そんな話を昨日されては、
30分間見ないわけにはいかない。
夕日が沈むと
15人ほどいた欧米人が
どんどんいなくなっていく。
そりゃそうだ、下山にも1時間以上
かかるのだから。
でも私のほかに2組のカップルと
ラオス人のスタッフ?が3人。
うん、人がいるなら安心だ。
道は一つしか無いのだから。
人間がいる安心感は本当に心強い。
そして1人で下山を始める。
真っ暗。スマホの明かりを頼りに
ゆっくり下山する。
自然と溶け合う感覚。
まわりには私しかいない。
自然の音と、私の足音だけ。
とても心地がいい。
それはやっぱり、
上に人がいる安心感があるからだ。
そうじゃなければ、
いろんな雑念で恐怖を抱いていただろう。
もちろん足を滑らす可能性もある。
足元はとても急だし、
片手でスマホを握っている。
登るときは何度も何度も立ち止まったのに
下るときは一回も立ち止まらずに進んだ。
1時間強歩くと、村の明かりと
人の声が聞こえてくる。
やはり人がいるとホッとする。
本当に素晴らしい体験だった。
自然に魅了され、自然が応援してくれた。
美しい自然よ、ありがとう。
ただ観光地化されていない山ならば
熊や猪に遭遇することもあるので
1人で登るときは
きちんと考えて判断しなきゃいけない。
ワンピースもダメよ〜。